Ahresty

社長メッセージ

2017 年度の振り返りと今後の展望

社長メッセージ

2017 年度は、インド工場が10 周年を迎えると共に長く懸案だった黒字化を達成する事ができました。特に主要顧客であるマルチスズキ様の好調な販売が追い風となりました。マルチスズキ様からはOverall Excellence 賞を頂戴するという高いご評価もいただく事ができました。しかし、アメリカ工場での生産性改善がなかなか進まず、加えて一部の製品の生産終了に伴う売上減少も収益悪化の要因となってしまいました。年初より改善のためのプロジェクトを現地のスタッフに加えて日本からも技術者を派遣し推進しております。栃木工場では、旺盛な需要に対応するための自働化ラインの導入遅れなどにより収益への影響がありましたが、既に自働化設備も整い生産性の改善も進みつつあります。中国では、特に合肥工場の受注増に対応するため鋳造工場の増築が完了しました。加工工場の増築も今秋までに完了する予定で進めております。

私たちの事業環境は、自動車の電動化に伴う内燃機関への影響で大きく変わります。ダイカストの主要製品であるエンジンやトランスミッションは電動化に伴い大きく減少しますが、当面は従来型のエンジンやトランスミッションに加えてハイブリッドやプラグインハイブリッドと言った内燃機関を持つ自動車の需要が増加していくと考えております。世界需要は現在の9 千万台余りから1 億台を超えるのもここ数年と言われています。それらの需要増加に伴いダイカストを用いるエンジン・トランスミッションの需要も増加します。更に、環境対応や電動化に伴う軽量化ニーズによるアルミダイカスト需要の増加も期待できます。アルミダイカストは、その軽量で生産性、リサイクル性に優れている点から電動化の中でも、エンジンやトランスミッションとは異なる市場の成長も見込まれております。2018 年に80 周年を迎え、更なる100 周年に向けて私たちは、その需要変化に対応するための準備を着実に進めております。

皆様のご支援を引き続き賜りますよう、お願いいたします。

代表取締役社長 最高執行責任者
高橋 新