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EDUCATION SYSTEM

文理問わず、1年間の新人研修でダイカストの基礎知識をマスター

アーレスティに入社する学生の中には、ダイカスト技術について知識がない人や文系学部の出身者も少なくありません。
彼らを一人前に育てているものこそ、当社の誇る1年間の新人教育システムです。
最初の1週間でビジネスマナーやビジネスの基礎的な考え方を学んだ後は、全員が1年間にわたる工場実習に参加。
上期は製造現場のあらゆる職種を体験することで、全体の製造プロセスや金型、鋳造の基礎知識を理解します。
そして下期には一つの職種に固定して先輩と共に働きながら、現場で見つけた課題の解決に向けた提案を行う「改善活動」に挑戦。
最後に経営陣の前で発表を行うことで、現場で役立つ「問題解決能力」を養うことができます。

TRAINING FOR NEW EMPLOYEES

STEP UP

親身な教育により、職種・現場ごとに必要なスキルを無理なく習得

1年間の新人研修の後は、配属先で本格的な仕事が始まります。
「文系だから営業」「理系だから設計」といった固定観念にとらわれず、本人の希望や適性からベストな職場に配属。
中には文系出身で技術の才能を発揮し製造技術者への道を歩む人もいます。
営業、設計、製造、開発、事務など職種は様々ですが、
どの職場でも共通しているのは「多くの社員が 入社したときは同じように初心者だった」ということ。
新人が先輩と一緒に仕事をしながら、無理なくスキルアップしていける仕組みが整っていますのでご安心ください。
2年目の締めくくりの研修では同期が共に配属1年目を振り返り、「一人前の社員となる3年目」に向けて決意を新たにします。

GLOBAL RST EDUCATION

中堅社員向け研修や選択制の「RST学園」で専門スキルをしっかりフォロー

3年目以降はそれぞれの職場でスキルを習熟し、長期的なキャリア形成に向けステップアップします。
アーレスティでは中堅社員向けの研修制度も充実しており、「コスト・マナー・内部統制研修」などの共通教育のほか、
「セルフマネジメント研修」「新任管理職研修」などリーダー育成に向けたマネジメント教育も順次受けていただけます。
そして、各技術部門で実施している高度な専門教育はアーレスティの教育の最大の特長。
社員各自が職務で必要なスキルや興味のある知識に基づいて講座を選べる「RST学園」では、
設計技術、鋳造理論などアーレスティ独自のノウハウや最先端知識を学び、技術者として成長し続けることができます。

VOICE OF EMPLOYEES先輩社員の声

東海工場
鋳造設備課

齋藤 聡介

社会・国際学群
社会学類卒
2015年入社

社会学系卒の私が、巨大設備を
修理・改造するスペシャリストに!

新人研修を経て、鋳造設備課に配属されるまでの経緯を教えてください。

私は社会学系卒の文系だったので、入社時は営業に配属されるのだろうとなんとなく考えていました。しかし、アーレスティでは1年間の新人研修で工場の製造業務を体験し、座学で金属工学や金型・鋳造の仕組みなどを基礎から学ぶことができます。おかげで理系出身者に引けをとらない知識をしっかり身につけることができ、だんだん技術職に惹かれるように。2年目の春に鋳造設備課への配属が決まったときは、驚きはありましたが「面白そうだ」という気持ちのほうが強かったのを覚えています。

現場配属後はどのようにスキルを身につけていきましたか。

現場で私が任されているのは、ダイカストマシンや排水処理設備といった工場インフラの点検や、トラブル時の修理。必要に応じて改造を行うこともあります。配属当初は「文系の自分が本当にできるのか?」という不安もありました。しかし、基礎的な技術や知識は研修ですでに身についていましたし、周りは経験豊富で話しかけやすい先輩ばかり。わからないことがあるたびに気兼ねなく聞くことができます。おかげで日に日に新しい技術が身についていき、今では現場で必要なクレーン、フォークリフト、溶接の資格も会社のサポートで取得することができました。

設備修理の面白さを教えてください。

最近では簡単なトラブルなら私一人に任せてもらえるようになり、「トラブルの原因を推測して自ら修理する」という仕事の面白さがわかるようになりました。わからないことに直面したときにも安易に先輩に頼らず、まずは自分なりに方法を考え、試してみる。自力でトラブルを解決するのは楽ではありませんが、そのぶん想定通りに機械が正常に戻ったときは自分の成長を実感できてうれしいものです。圧倒的なスケールのダイカスト設備をこの手で守る仕事に、今は大きな誇りを感じています。

ある一日の仕事の流れ

  • 7:00

    出社
    メールチェック
    前日分修理報告書確認

  • 7:30

    トラブル対応もしくは計画工事

  • 11:15

    昼休憩
    社員食堂で食べる

  • 15:25

    当日分の修理報告書記入

  • 15:45

    退社

※交替勤務(早番)

ヒューマンリソース部
人事労務課

末田 沙羅

法学部法律学科卒
2008年入社

「現場目線」を大切にした
人事・教育制度づくりを目指しています

現在の仕事内容を教えてください。

私は現在、人事労務課で階層別教育の企画・運営と人事制度の改定を行っています。今の仕事の面白さは、経営陣との距離が近く、経営や人材に対する考え方を直接聞けること。「会社の目指す方向性を実現するために、どうやって人材を教育すればよいのか」「どうすればもっと働きやすい環境づくりができるのか」を考え、企画・実施するのが私たちの役割です。研修プログラムを考えることはもちろん、自ら講師として新人研修の教壇に立つこともあります。

アーレスティの教育方針とはどのようなものですか。

アーレスティが教育において特に大切にしているのは「三現・二原主義(現場・現物・現実・原理・原則を重んじる考え方)」と「常に問題意識を持ち、職場を改善していく人材の育成」です。私たちが研修内容を考える際も、常に現場目線を忘れないよう気をつけています。
たとえば当社では1年間の新入社員研修で、全員が工場での仕事を経験します。これは「アーレスティのものづくり」をしっかり理解することが、その後どの部署に配属されても不可欠と考えているからです。さらに配属後の研修にも各職場、力を入れています。仕事に必要な知識をとことん極めていける専門分野の研修は、とても充実していると思います。

人事・教育の仕事のどこに遣り甲斐を感じますか。

人事労務課は性別や年齢に関係なく、自分の考えた企画を実現しやすい環境です。たとえば最近もリーダー研修の見直しを提案し、新しい教育制度の運営を任せてもらいました。そうした研修を通じて社員のスキルアップに貢献できることに、やりがいを感じます。

ある一日の仕事の流れ

  • 9:00

    出社
    メールチェック
    予定確認

  • 10:00

    研修企画
    資料作成

  • 13:00

    コンサルタントと
    人事制度改定打合せ

  • 16:00

    実施した研修の振り返り
    アンケート分析

  • 17:45

    退社

ITシステム部
情報システム開発課

前田 恭平

理工学部機械工学科卒
2007年入社

「設計から社内SE」へのキャリアチェンジもアーレスティだから無理なくできました

どのように設計からシステム開発へキャリアチェンジしたのですか。

入社当社、私は製品設計に携わっていたのですが、2年目にシステム開発部門へ異動となりました。機械工学科卒の私は、プログラミングなどのITに関する知識はほぼゼロ。ちょっと驚きましたが、充実した専門研修のおかげでシステム開発の知識はどんどん身につきました。簡単な仕事から少しずつ任せてもらえ、わからないことは気兼ねなく聞けるという温かい職場環境のおかげで、思ったよりずっとスムーズにスキルアップできたと感じています。その後も継続的にIT系の資格取得を支援してもらったり、希望に沿った外部研修を受講させてもらえたりと、手厚いサポートを受けています。

現在の仕事内容を教えてください。

現在、私が携わっているのは社内で使われている生産管理、文書管理、図面管理といったシステムの開発。現場の課題を各部門の担当者にヒアリングして仕様を決め、外部のソフトウェア会社に発注してシステムを開発し、導入、運用支援まで行います。新しいシステムを導入した後、現場の社員から「あのシステム、使いやすいですね」と声をかけてもらえるときが一番うれしいです。

アーレスティでシステム開発をすることの醍醐味とは何でしょうか。

ITでものづくりに貢献できることだと思います。特に現在私が開発を担当している生産管理・在庫管理システムは、工場を含め製造に携わる社員たちが直接利用するもの。このシステムでお客様からの受注数と在庫数を迅速かつ正確に把握できるようになれば、生産計画をスムーズに進めるのに役立ちますし、納品ミスなどのトラブルを減らすこともできます。このように、自分の作ったシステムが国内外アーレスティ生産工場の「生産性」や「品質」に直接影響すると思うと、仕事の意義を改めて実感することができます。

ある一日の仕事の流れ

  • 8:30

    出社
    北米拠点とTV会議
    生産システムの運用状況を確認

  • 11:00

    システムベンダーと打ち合わせ
    仕様と工数を確認

  • 13:00

    大型システムの刷新PJの会合に参加
    要件定義の洗い出し

  • 16:00

    打ち合わせの議事録を作成
    次回打ち合わせの議題と宿題を関係者に連絡

  • 17:15

    メール対応
    明日の予定確認
    退社